「過去最高」仕上がり〜1強となったゴールドシップにもはや死角なし
ゴールドシップは坂路1本の調整。「前走は不安もあったけれど、今回は過去最高と言っていい状態。あとはレースまで無事に持って行きたい」と今浪厩務員。
今週末のJRAの注目レースは、21日に京都競馬場で行われる3歳牡馬3冠最終戦、G1菊花賞(芝外3000メートル)。前哨戦の神戸新聞杯で他馬を寄せ付けずに圧勝した皐月賞馬ゴールドシップ。2歳時から陣営が「距離が延びてこそのタイプ」と公言してきただけに菊花賞は待ちに待った舞台といえる。2冠制覇へ挑む須貝尚介調教師(46)に聞いた。
―神戸新聞杯は強い内容
須貝:放牧明けでいつもに比べて馬が妙におとなしかった。稽古の動きも目立たず半信半疑だったが、鞍上の内田騎手が上手に乗ってくれ、いい面を引き出してくれた。強い勝ちっぷりだったし、完調手前であの競馬ができたのは大きかった。
――前走後の雰囲気は
須貝:叩いてグンと良くなった。思えば前走時併せていた馬が毎日王冠で僅差の2着だったジャスタウェイ。当時は結果的にあの馬の動きが良すぎただけだったのかも(笑い)。
――1週前追い切りの動きは
須貝:ゴール前で馬体を併されてからグッと沈み込んで突き放したように前走がいい叩き台になった。一気に気配は上向いたね。最後も余裕があったし、前走時とは比べ物にならないくらい具合がいい。
――春先から変わった点は
須貝:もともと完成度の高い馬で肉体面の成長はそれほどないが、気持ちがだいぶ大人になってきた。ただ、自分に嫌なことがあるとキツくなるところがある馬。ゲートインするまで今の雰囲気を保てるように注意したい。
――見通しを
須貝:この馬は神戸新聞杯を走った後でもケロッとしていたように、他馬よりもいっぱい距離を走るのが好きみたい。自在性があってどんな競馬もできてコース、馬場、展開を問わないのは心強い。デビュー時から「菊花賞向き」と思ってきた馬。このまま無事にレースに臨めればいい結果がついてくると思う。
最内枠のゴールドシップ。展開はどうか。相手はどうか。
まずは枠順から。
1-1 ゴールドシップ(牡3、内田博幸・須貝尚介)
1-2 フェデラルホール(牡3、吉田隼人・中川公成)
2-3
ベールドインパクト(牡3、四位洋文・大久保龍志)
2-4 ラニカイツヨシ(牡3、佐藤哲三・山内研二)
3-5
アーデント(牡3、M.デムーロ・加藤征弘)
3-6 ロードアクレイム(牡3、福永祐一・藤原英昭)
4-7
エタンダール(牡3、松岡正海・藤原英昭)
4-8 ニューダイナスティ(牡3、浜中俊・石坂正)
5-9
フジマサエンペラー(牡3、池添謙一・菊川正達)
5-10 マウントシャスタ(牡3、川田将雅・池江泰寿)
6-11
ビービージャパン(牡3、武幸四郎・千田輝彦)
6-12 コスモオオゾラ(牡3、柴田大知・高橋義博)
7-13
ダノンジェラート(牡3、三浦皇成・萩原清)
7-14 ミルドリーム(牡3、江田照男・角居勝彦)
7-15
ユウキソルジャー(牡3、秋山真一郎・服部利之)
8-16 スカイディグニティ(牡3、I.メンディザバル・友道康夫)
8-17
タガノビッグバン(牡3、太宰啓介・本田優)
8-18
トリップ(牡3、小牧太・松田博資)
早速優馬と買ってきて、仕上がり具合や各データ・コメントを見てみた。
以前から注視してみてきた馬は「マウントシャスタ・スカイディグニティ・ダノンジェラート」の3頭。
おそらく、ゴールドシップは1番人気:オッズ1.5倍〜1.8倍の間になるのではないだろうか。
2番手におそらくマウントシャスタ。3番〜最上がり馬フェデラルホールやスカイディグニティあたりが最有力馬になりそうだ。
確かにゴールドシップは強い。死角なしとは書いたが、必ずしも1着とは限らない。しかもゴールドシップの馬連・馬単から流してもちっとも面白くない。
ここはきっちり、3連単決めたいね。
[
ゴールドシップ・マウントシャスタの2頭軸から⇒フェデラルホール・ロードアクレイム・エタンダール・ダノンジェラート・スカイディグニティ ]
でどうだろうか。
JRA通算3500勝おめでとうございます!!トレイルブレイザー・ファリダットは残念な結果でしてね><
笑顔が素敵なカツハルさん。激走しそうな馬をいつも取り上げてくれています。見逃し厳禁ですよ!!
ユーモア溢れる小牧さんのおもしろコラム。吉本興業入社を計画中とか!?
※要netkeibaプレミアム会員