日付け:11/26[小泉毅容疑者...各ニュース]

昨年11月の元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、2人を殺害し、1人に重傷を負わせたとして、殺人罪などに問われたさいたま市北区、無職、小泉毅被告(47)の初公判が26日午後、さいたま地裁(伝田喜久裁判長)で始まった。小泉被告は起訴内容を大筋で認めたうえで、「あくまで無罪を主張する。私が殺したのは人間ではなく、心の中の邪悪な魔物。邪悪な魔物が作った狂犬病予防法という法律が毎日たくさんの罪のない犬を殺している」などと声を荒らげた。判決は来年3月30日の予定。

「殺したのは邪悪な魔物」。元厚生事務次官宅連続襲撃事件の初公判で、小泉毅被告(47)は罪状認否で起訴内容を認めつつも、無罪を主張した。
裁判長から罪状認否を求められると、小泉被告は「意見を言わせてほしい」とさえぎり、「(殺害した)山口だけがターゲットではない」「(重傷を負わせた)吉原靖子は抵抗してない。抵抗したら殺していた」などと、徐々に声を大きくしながら話した。 同被告は上下黒ジャージー姿で入廷。起訴状朗読の際は、真っすぐ一点を見詰めていた。

起訴状では、小泉被告は2008年11月17日、さいたま市南区の元次官山口剛彦さん(当時66歳)と妻の美知子さん(当時61歳)を刺殺したとしている。翌18日には、東京都中野区の元次官吉原健二さんの妻靖子さん(73)を包丁で刺して重傷を負わせ、社会保険庁長官も務めた元最高裁判事の横尾和子さん(68)と家族の殺害を計画し、千葉県内の自宅近くで機会をうかがうなどしたとしている。元次官襲撃について、小泉被告は「保健所に殺された飼い犬のあだ討ち」と供述している。しかし、父親は「納得できない」とし、「都内の会社に勤めている頃は給料も良かったようだが、辞めた後は苦しい生活で自分の思い通りにならず、事件につながったのではないか」と話した
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